Windowsバックアップの結果通知
Windowsバックアップの結果通知は、タスクスケジューラにて成功/失敗のイベントログをトリガーにしたタスクを作るよう説明しているサイトが多い。 が、自社の環境ではちょいちょい通知が来ないことがある。イベントログを確認してみると記録はされている。イベントログのトリガは不安定と感じている。
そこで、直接成功/失敗のイベントログを見に行って、その結果をもとに通知するほうが確実と判断。現在テスト中。 以下がとても参考になった。
実際には以下のようなコードで運用している
# 何時間前までのログを対象にするか $PastHours=12 $StartAt = (Get-Date).AddHours(-$PastHours) # バックアップ成功時に記録されるイベントログ $FilterHashTable = @{ logname = "Microsoft-Windows-Backup" id = 4 StartTime = $StartAt } try{ $actions = (Get-WinEvent -FilterHashtable $FilterHashTable -ErrorAction Stop) if ($actions){ ForEach($action in $actions){ Write-Host "OK: Windows Backup Completed Successfully at $(($action.Task)),$(($action.TimeCreated))" Exit 0 } }else{ Write-Host "CRITICAL: Windows Backup has not run in past $PastHours hours" exit 1 } }catch [Exception] { Write-Host "CRITICAL: Windows Backup has not run in past $PastHours hours" Exit 1 }
Windows10の機能更新プログラムの制御
Windows 10では半年に1回、「機能更新プログラム」という大型アップデートが配布されます。つい先日、2021年の1回目となる「21H1」が公開されました。
機能更新プログラムは18か月間サポートされるため、過去2回分はスキップできるということになります。 docs.microsoft.com
18か月ぎりぎりまで引き延ばすと問題が出た際の対応が大変となるので避けたいところですが、ある程度は様子を見たいところです。WSUSの場合、以下の運用で対応できます。
- WSUS管理コンソールの[オプション]-[自動承認]-[更新規則]にて、Windows 10PCが対象となるすべてのルールで「Upgrades」への承認ルールが設定されている場合は解除します
これで機能更新プログラムがWSUSに配布されても、PCには適用されない状態となります。 - WSUS管理コンソールにて[オプション]-[製品と分類]-[分類]にて「Upgrades」のチェックをつける これで機能更新プログラムがWSUSサーバにダウンロードされるようになります。前述の承認ルールの設定によりPCへの適用はされません
- 機能更新プログラムの様子見が完了して適用するタイミングで、以下の手順で適用します。
- 先行して適用するPCと、様子見のPCで別のコンピューターグループを作成してPCを移動します。
- WSUS管理コンソールの[更新プログラム]-[すべての更新プログラム] にて承認状態が[未承認]のものを検索すると機能更新プログラムが表示されるので、先行して適用するグループに対してのみ承認処理を行います
- 先行適用のPCに問題がなければ、様子見のPCを先行適用のコンピューターグループに移動して随時適用します。
1人情シスにおけるタスク管理
複数のタスクをいかにこなすかという問題に対して、よく重要度/緊急度マトリクスが使われると思う。ざっくりと以下のような感じ。
- 緊急度高/重要度高: 直ちに実施
- 緊急度高/重要度低: 別の人に任せる
- 緊急度低/重要度高: 優先的に取り組む
- 緊急度低/重要度低: やらない
aはそもそも直ちにやらざるを得ないのですぐ消化され、dはある程度時間を見て着手できなければ捨てている。bとcだが、bを任せられる人がそもそもいない。cがあるからbを放置してよいのか? といった感じで自分の環境ではうまく適用できない。
1 人情シスの環境においては、その情シスが何らかの理由で戦線離脱するというリスクを考えないといけない。例えば、以下のようなタスクはやらなくても利用者への影響は直ちには発生しない。が、情シスが戦線離脱すると業務に致命的な影響が出る可能性がある。
- 内製システムのサーバのリプレース
- 旧サーバが動いている限りは利用者への影響はない
- 情シス離脱時に障害が発生すると...
- 情シス業務を利用者で行えるようにする内製アプリの開発
- 情シス離脱時にその業務が止まってしまう...
一方で業務改善への貢献度合いという視点も必要と思われる。上記リスク対応タスクが多数あって100%それにつきっきりでは、利用者から不満が上がるだろう。一方で、対応することで業務が改善し、長期的な副作用も特にないことが明らかなものもあれば、言われた通り対応することで短期的に課題が解決できても長期的に問題ないのか自明でないタスクもある。
- 画面サイズ固定で見づらい画面を可変サイズに
- 要望がある以上、固定よりは可変のほうが利用しやすいのは明らか
- 画面の動作だけの話なので、長期的な問題は考えづらい
- 社員の稼働状況を把握するための勤怠データの提供
- どのような稼働状況を把握するために必要なのか、ヒアリングしないとわからない
- 実は既存のデータで何とかなるかもしれない
- 真の問題は、勤怠データでは解決しないのかもしれない
- どのような稼働状況を把握するために必要なのか、ヒアリングしないとわからない
元のマトリクスにおける「重要度」という単語はあいまいなので、このあたりの指標をどの程度考慮すべきかが自明ではない。
以下の方針で進めるべきと考えている
- Google の20%ルールのように、1日のうち一定時間(20-40%?)を投資する時間に割り当てる。実際には投資ではないかもしれないが...
- メインの業務時間は離脱によるリスクが高い業務を進める。
- 投資時間で、以下の順番でほかのタスクを行う
- 明らかに業務改善効果が高いタスク
- 業務改善効果が不明なタスク
- 業務改善効果の判定から入る
- (業務改善効果が低いタスクは捨てる)
他の人の協力が必要になった時の考え方
仕事をしていると、一人でできることは限られるので他の人の協力が必要な場面が発生します。そういった際にどうやって他人を巻き込むかについて考えました。
具体的には、「理屈を説明して説得する。以上。」、というスタイルは常に正しいとは限らないことを考えて行動する必要があると感じています。
もちろん、経営層に新規技術を説明して導入を提案する、といった場合には理屈を説明して納得して貰えば通ることもあります。 一方で、実際には理屈はうっすらと分かってはいるが何らかの理由で動きたくない、という人を巻き込まなければならないケースも少なからず存在します。この見極めを間違えて対応を謝ると、関係性が大きく拗れてしまいます。
本当に理屈を知らずにやっていないのか、理屈以外のところで意識・無意識問わず何らかの抵抗があるのか、あるいは両方か、という見極めです。
これは自分に対しても思い当たるところがあって、例えばドラッカーのマネジメント論を読んで感銘を受けた(と感じている)上司が勉強会を開催し、書籍のロジックで業務改善を促してくるときなど、「マネジメント論は10年以上前に読んでる。でも実際の環境にすぐ適用できるようなものではない(そんな簡単に適用できるならとっくにしている)。現状から分析して必要な施策を打って適用しようとすると必要な工数がそれなりにあって費用対効果が見合わない、または見合うとしても面倒なのでやりたくない」なんて思っていることがあります。
費用対効果が合わない、といったケースでは割と説明しやすそうですが、概算で納得しない上司向けの場合には精緻な試算の作成が必要な場合だと面倒になります。 面倒と思っている場合、実際には自分に降ってくる作業が多そう、予算取りの折衝が面倒、キーパーソンを巻き込む交渉が苦手、といった無意識の理由が原因となっている可能性があります。
こういった本筋の理屈とは別の理由がある場合、説得を受ける側はその理由を明らかにしない(or言語化できない)場合が多いので、説得しようとしても噛み合わない、納得しない、という結果になります。
さらにタチの悪いことに、理屈で説得しようとする側は理屈が合っている以上自分が正しいと思っているので、どうしても上から目線になりがちです。自称コンサルが使いそうな見慣れないカタカナのワードを並べ立てたり、「こんなことも分からないの?」といったニュアンスが滲み出てしまい、理屈でないところの反感を買ってしまってさらに拗れてしまいます。 そもそも、理屈には必ず前提条件があり、理屈を並べる際には前提条件は本当に満たされているのか、と常に意識しないといけないと思います。そういった謙虚で真摯な意識が薄れがちになってしまいます。
で、どうするか。自分の結論としては、積極的に巻き込むのは諦め、環境を整えて相手が巻き込まれにくるのを待つ、というスタイルでいこうと考えています。
他の方法として、相手にどう思われようと積極的に巻き込むスタイルもあると思います。ROOKIESの川藤先生のように、周囲の反発をもろともせずに相手を説得し、巻き込んでいくスタイルです。ただこれ、すごくエネルギーが必要だし、説得する人に人間的な魅力が大きいことが大前提と思います。また、一時的に組織のパフォーマンスは落ちるのでそれを受け入れられるかという点も重要そうです。うまくいけば、パフォーマンス向上の効果は大きく、期間も短く済むかもしれません。 ですが、ハイリスクハイリターンで、失敗すれば組織のパフォーマンスは下がったままで、組織内に対立関係が生まれてしまうかもしれません。
意識高い系の中途入社の社員が業務改革/改善を訴え、現場の状況を理解しないままに経営層のみ説得し、現場の納得を得られない状態で改革を進めようとして頓挫し、退職していくというのを私も見てきました。
私が積極的に巻き込む方法を取らないのは、取れないからです。自分の業務の改善/改革には情熱を持って取り組んでいますが、他者を巻き込む場合にそこまでの情熱を持てないというのが正直なところです。また、社内でも平均的どころかぶっちぎりで人と喋らない、コミュニケーションを取らないタイプなので、情熱を補う人間的な魅力もないです。
ただ、だから全てを諦めるというのは違うというので、自分にできることを以下のように進めていこうと考えています。 * 自分のみの業務は情熱を傾けて圧倒的に改善する * 他者を巻き込む改善が必要な場合、まずとても軽い改善提案を投げてみて、拒否/応答なしの場合はそれ以上踏み込まない - 自分だけでできる範囲内で改善を行い、さりげなくアピールして巻き込まれてくれるのを待つ - 巻き込まれに来てくれたら、全力でサポートする。マウント、上から目線は禁止。相手を尊重し、相手の立場の理解に努める。 * 筋トレをする - 他者を巻き込むのはエネルギーがいるので、燃料不足にならないよう体力をつけておく
積極改善路線と比較するとスピードは落ちますが、今の自分には合っているので、やってみようと思います。
マーケティング調査に使えるサイト
業務により、マーケティング調査に足を突っ込んでいます。
セミナーを受けて調査に使えるサイトの紹介をしてもらったのですが、とても面白いサイトだったのでメモしておきます。
調査
- Googleトレンド
- SEOで使用するワードとしてどれが有効なのか調べるのにも使えそう
- SimilarWeb
- 指定したサイトの検索ワード、リファラなどの情報を調べられるので、競合サイトの分析などに使える。独自の調査による推測値のため、参考程度に。
- RESAS
- jSTAT MAP
- statcounter
- ferret
- これはセミナーでは紹介されていなかった。上記サイトの使い方を復習する際によくヒットしたのがこのferretというサイト。
資料作成
- ICOON MONO
- 商用利用が可能なアイコンのサイト。
- 最近はイラストやがあちこちで使われているが、これは商用利用の場合は1つの制作物に20点までという制限があるので注意。
- AutoDraw
- Googleが運営している、手書きで書いたイラストをAIが判定して、既存の中からより近いイラストを候補として提示するサービス。
- 候補を利用せずに便利なお絵かきツールとしても利用可能。
- 既存のイラストは、複数のアーティストが提供しており、Creative Commons Attribution 4.0 International Licenseで提供されるとあるので、商用利用も問題なし。
- Googleが運営している、手書きで書いたイラストをAIが判定して、既存の中からより近いイラストを候補として提示するサービス。
MacBook Air(2017)のSSD換装
手持ちのMacBook Air(2017)は、2018年に再整備品をApple Storeで購入しているのですが、目に見えてもっさりした動作になりました。 アプリの起動、ブラウザでGoogle検索から結果をクリックして表示されるまでの時間など、あらゆる動作で数秒待たないと応答が返ってこない状態に。
ディスクの寿命と判断。興味もあったのでディスク交換を行うことにしました。 やっぱり再整備品はこういうリスクがあるのか...
元々256GBを搭載していましたが、BootCampでWindowsと半分ずつにするとだいぶ厳しい状態だったので、思い切って1TBに換装することに。使用したのは以下。
Amazon | アネックス(ANEX) 精密ドライバー 特殊 5溝 1.2mm No.3470-G | DIY・工具・ガーデン
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07VXC9QMH/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
「MacBook Air SSD 交換」で検索して表示されるサイトを参考に交換を実施。あっさりと交換できました。 起動後、SSDが認識されずに焦りましたが、再度分解して端子をしっかり差し込みなおしたところ、認識しました。BootCampもOK
ダメなら新しいPCを購入するつもりもあったのですが、まだ長い付き合いになりそうです。
iPadのYouTubeでキーボードによる早送り
iPadのYouTubeでキーボードで早送り、巻き戻しをしたいと考えた。 アプリであれば画面の右側/左側ダブルタップすれば(既定で)10秒早送り/巻き戻しとなるが、面倒なのと誤操作がたまに発生するのでキーボードで何とかしたいと考えた。
「ipad youtube ショートカット」あたりで検索すると多数ヒットするが、自分の環境(iPad Pro 9.7inch, iPadOS 14.2, Bluetoothキーボード)ではうまく動作しない。 Google ChromeでYouTubeの動画を全画面表示すると、右矢印、左矢印で15秒早送り、巻き戻しができることを確認。ただ、Chromeでも全画面表示を解除した場合やYouTubeアプリやSafariでは動作しない。