一人情シスのつぶやき

名古屋の中小企業で一人情シスをしている作者が、日々の業務で思うことをつぶやきます。

Kubernetesでコンテナ動作させる際の基本

思い切ってKubernetesを構築、試験運用を始めました。Ubuntu Server 20.04のMicroK8sです。

docker-compose で動作するところは確認できていたので余裕かと思っていたのですが、はまってしまいました。

症状は、 CrashLoopBackOffで再起動が続く状態。これ当然まともにコンテナが起動せずに終了してしまっているからなんですが、手元の環境ではDockerfileとdocker-composeの合わせ技で奇跡的にうまく動作していたため、Kubernetes側の問題だろうとあれこれ調査して時間を浪費してしまいました。

KubernetesではDockerfileによるbuild済みのコンテナイメージを起動します。docker-composeに記載している処理は、Kubernetesyamlに記載するか、Dockerfileに記載する必要があります。 が、Kubernetesyamlに同じ内容を記述できるとは限らず、また記述できても同じ動作をするかはわかりません。ですので、極力Dockerfileに記載してdocker-compose.ymlはシンプルにとどめておいたほうがよさそうと感じました。

また、内部の名前解決用に使用しているDNSは、解決できないと8.8.8.8にforwardしてしまう。Kubernetesの外の社内サーバを名前で参照する場合には、dnsConfigなどの設定でforward先を変更する必要がある。

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